人と不動産が好きだから続けられる。20年のキャリアで見つけた営業の楽しさ

「稼げそう」と飛び込んだ不動産業界で20年。仲介から底地ビジネス、そして未来しこうでの営業まで、幅広い経験を重ねてきました。共通して大切にしているのは、オーナー様の想いに寄り添い、信頼を積み重ねる姿勢。

ときには「竹内さんは悪い人じゃなさそうだから」と媒介を任せてもらえることもあり、その一言が営業としての自信になっています。不動産は一つとして同じものがなく、価格や紹介の仕方で価値が変わる奥深い世界。人と話すことを楽しみながら、不動産の面白さを後輩へも伝えていく――そんな姿勢が竹内さんの営業スタイルです。

流通事業部

竹内

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「稼げそう」で飛び込んだ不動産業界が、いつの間にか天職に

仲介の現場で芽生えた“不動産が好き”という気持ち

最初に勤めたのは賃貸仲介の小さな会社でした。案内を通してお客様の希望を聞き、物件を紹介していく中で「不動産って面白い」と思うようになりました。完璧な物件は存在しません。それでも妥協点と満足点を一緒に探し、現実的な住まいを夢に近づけていく過程にやりがいを感じました。

底地ビジネスで磨かれた調整力

その後は土地と建物の権利者が別々という「底地ビジネス」に携わりました。権利を整理して業者に売る仕事で、相続や権利関係の複雑さを経験しました。人と人をつなぐ調整力が、今の営業スタイルの基盤になっています。

「業者相手」から「投資家相手」へ。未来しこうで広がった挑戦

社長からの誘いで未来しこうへ

前職で人間関係に疲れていた頃、松本社長から声をかけていただきました。ヘッドハンティングのような流れで未来しこうに合流。扱う相手が業者から投資家に変わり、出口戦略がまるで違う営業に挑むことになりました。

売主と買主の“温度差”を埋める難しさと面白さ

前職は業者が買主で、数字や条件さえ合えばスムーズに決まりました。しかし今は個人投資家が相手。金額の乖離や条件のミスマッチをどう埋めるかが勝負です。同じ不動産は一つもなく、売主と買主それぞれの考えを交渉で近づけていくのがこの仕事の醍醐味です。

「困った地主を助ける」営業スタイル

大切な財産だからこそ、信頼を積み重ねる

相続や管理負担などで不動産を手放すオーナー様は少なくありません。しかし、突然「売れ」と言われて喜ぶ人はいないからこそ、時間をかけて信頼を積み上げることが大切です。実際に「竹内さんは悪い人じゃなさそうだから」と言って媒介を任せていただいた経験もあります。

週1〜2回の訪問で向き合う現場

オーナー様に会いに行くのは週に1〜2回。値下げ交渉に立ち会ったり、買い手の内見に同行したり、役所で再建築や接道、水道の有無を調べることもあります。重要事項説明に必要な情報を正確に集めるのも営業の大事な役割です。

「不動産は千三つ」だから面白い

価格や紹介の仕方で、同じ物件でも価値が変わる

不動産は千三つと言われるように、同じものは一つとしてありません。価格の設定や紹介の仕方で売れるかどうかが変わるのが、この仕事の面白さです。オーナー様から物件を預かれば「どのくらいの金額なら売れるか」を考え、買主の視点も踏まえて調整します。

人と話すことが好きな人に向いている仕事

この仕事は特別なスキルが必要というより、基本的に「人と話すことが好き」なら続けられる仕事です。特におじいちゃんやおばあちゃんと話すのが好きな人は、オーナー様との信頼関係を築くのが得意になると思います。

新人育成と、これからの自分

後輩への指導も大切な役割に

未来しこうでは大企業のような研修制度はありません。私は電話営業を続けながら、新人からの質問に即答し、一人ひとりの特性に合わせた指導を心がけています。

人と会うこと、不動産に向き合うことを続けたい

不動産は「住」という人生の根幹に関わる仕事です。完璧な物件はないからこそ、オーナー様や買主と一緒に夢を形にしていく面白さがあります。これからも「人と会うのが好き」という気持ちを大切にしながら、不動産営業を続けていきたいです。

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