12ヵ月で1件の成約だった1年目。人との向き合い方を学び、2年目には11件の成約を獲得
入社1年目はまさかの1本。自信を失いかけた日々
未来しこうに入社して1年目は、成約が1本しか取れず、苦しい時期が続きました。今振り返ると、前職では上司に頼り切りで、なんとなく数字は上がり、未経験ながら真ん中より少し上の成績だったことで、気づかないうちに天狗になっていたのだと思います。
当時はノリと根性だけで押し切ろうとしていて、返事は常に「はい」と言うものの、実際には行動が伴っていませんでした。「できてないのに、できているつもり」だったのだと思います。できていないことを指摘されても、素直に認められず、自分の中にある“甘え”が邪魔をしていたと思います。それを諭してくれたのも、尊敬する上司でした。
上司から学んだ、人との関わり方
上司からの言葉で、特に印象に残っているのは、「話すことより、聞くことが大事だ」と教えてもらったことです。以前は、自分が話したいことだけを一方的に伝えていましたが、今は相手の反応を見つつ話をしっかり聞くことを意識しています。そうすることで、お客様自身が考えを整理でき、理解も深まるのだと気づきました。今でも、コミュニケーションは奥が深いなと思っています。
もともとは配送の仕事で人と関わることも少なく、前職でも独り立ちしていたとは言えない中で、初めて真剣に仕事に向き合うことができました。
2年目で11本の成約。コツコツの積み重ねが結果に
上司や先輩のアドバイスに耳を傾ける余裕が生まれ、言われたことをコツコツと積み重ねた結果、2年目には11本の成約を取ることができました。積み上げた努力が、成績としても報酬としても、きちんと数字になって返ってくることで自信もついていきました。
信頼される営業に必要なのは、“約束を守ること”の積み重ね
今、営業として大切にしているのは、「言ったことをやる」ことです。初回の商談から数カ月空いたお客様に対しても、過去のやり取りをきちんと振り返ってから臨むようにしています。
知識の量よりも、「この人なら任せられる」と思ってもらえることが大事。信頼は一朝一夕には築けないからこそ、細かいことを丁寧に積み上げていくようにしています。